肩こり解消には肩のグルグル運動
肩こりが起こるしくみとは?
デスクワークやスマホなど、現代人は前かがみの姿勢になることが多いため、肩こりに悩んでいる人が増えています。
何故肩こりになるのかというと、パソコン作業などで同じ姿勢を続けていると、肩周辺の筋肉が収縮して固まり、血流が悪くなります。そのような状態になると、肩に負担がかかり、肩こりが起こるといわれています。
ところが、腕をグルグルと回すだけで辛い肩こりを解消する方法があるのです!
腕を回すと肩まわりや肩甲骨周辺の筋肉をほぐすと同時に、神経の働きや血流も良くする作用があるといわれています。
また、腕回し運動によって肩関節を動かすことで、肩甲骨やさらには骨盤に繋がる筋肉にも良い影響をもたらすとも考えられているのです。
誰でも簡単にできる肩こり解消運動
それでは、肩のグルグル運動をご紹介しましょう。
- 足を肩幅に広げて立ちます。足先はやや外向きにしましょう。
- 手のひらを下にして指を広げます。さらに、手首をできるだけ反らします。
- 2の状態で、両腕を真っ直ぐにして肩より上まであげましょう。その位置から両腕を、やや背中側に引きます。
- 両腕を前に40回ほど回します。
- 次に腕の位置は同じで、手のひらを上に向けて手首は下方向に反らします。
- 今度は後ろ側に40回程回します。
ポイントは肩より上でやや後ろという腕の位置をキープすることです。前と後ろ回しを1セットとして、1日に2回行いましょう。
肩甲骨を固定した状態で腕を回すことで、骨盤に繋がっている筋肉も連動して動くため、肩甲骨と骨盤の位置を調整して、全身の血液の流れも良くなるといわれています。
また、骨盤周りの筋肉が動くことで、ウェストのシェイプアップやヒップアップ効果なども期待できます。